駆け出し循環器内科医の忘備録

循環器内科医専攻レジデントの忘備録。読書感想もあり。

ブログを始めたきっかけの本

2日目は、OUTPUTについて。

樺沢紫苑 著 OUTPUT大全

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狭い段ボールに無理やり入る愛猫


をみて。

いままで私は本を10冊読んでも、それを読んでおもったことを他人に伝えたり、行動を変えたことはめったになかった。

 

この本を読んで、なんてもったいないことをしたんだろうと。

10冊のインプットより、3冊読んで3冊アウトプットする。

 

書く、伝えるなど、運動性記憶を使用し、習慣的に、繰り返しアウトプットすると、記憶に定着しやすい。

インプットとアウトプットを繰り返し、フィードバックすることによって、自己成長の螺旋階段を上っていく。

 

なぜ本を読むのか。著者の知識・知恵・教訓から、より良い価値観・行動を作っていくこと。

そのために僕は本を読んでいる。

 

知識を知っているか知らないかで、大きく変わることがある。

重症患者・急性期の患者をみるとき。特に救急患者を診療するが、小規模の病院で医師として一人で戦わなければならないとき。対応・知識において、患者さんの予後が左右されるときがあるだろう。

 

法律をしらなければ、詐欺などに騙されることがあるだろうし。

資産運用でも知識がなければ、ある人と比べて損をすることが多いだろう。

 

文章を書く知識があれば、伝わらなかった意見もより多くの人に伝わるようになるかもしれない。

 

いままでの僕は多忙と文章力の低さを理由にして、アウトプットをおろそかにしていた。

非効率であった。

文章なんて書かないと上達しない。当たり前のことだが、気づけて良かった。 

 

恥はかき捨てするべきだ。

これからは習慣的にアウトプットしていこう。